| 特性 |
| ●水溶性が高い |
| 親水性高分子であるため、冷水に容易に溶解します。 加温により0.3g/ml以上溶解します。 |
| ●水溶液の安定性が高い |
| 水溶液は4℃に放置しても沈澱を生じません。 ただし、溶液で保存する場合、無菌状態での保存をおすすめします。 |
| ●包接能を持つ |
| ヘリックス構造などの立体構造中の疎水性空洞内にゲスト化合物を包接することができます。 包接により、ゲスト化合物の可溶化、安定化、徐放など、物理化学的性質を変えることができます。 |
| シクロアミロースの包接現象 |
| (1)シクロアミロースと界面活性剤の相互作用の解析 |
| シクロアミロースと界面活性剤との複合体形成は、シクロアミロースの重合度により異なります。 単一重合度に精製したシクロアミロースと界面活性剤(SDS)との相互作用を滴定型等温カロリメトリー法により解析したところ、重合度26のシクロアミロースはSDSと2:1の強い複合体を形成するのに対し、重合度25、27、28のものはSDSと1:1の複合体を形成しました。また、界面活性剤の種類を変えると、異なる重合度のシクロアミロースが強く相互作用します。 リフォールディングに用いているシクロアミロースの重合度分布は、22〜50程度と幅があり、様々な種類の界面活性剤を包接することができると考えられます。 |
| シクロアミロースと界面活性剤との相互作用の解析 |
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| 【参考文献】 ・北村進一 応用糖質科学会誌 50 (2), 321-325 (2003). |
| (2)シクロアミロースと脂肪酸または高級アルコールとの包接 重合度26のシクロアミロースとウンデカン酸(C10H21COOH)およびドデカノール(C21H25OH)との包接複合体のX線結晶構造解析についても、すでに明らかになっています。 |
| 【参考文献】 ・O. Nimz et al., Carbohydr. Res., 339, 1427-1437 (2004). |
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